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きずな【2007年改訂版】 中学校 教材一覧
番号 新教材 教 材 名 領域 お  も  な  内  容
新教材 私たちの人権宣言 集団づくり 山鹿鶴城中学校生徒会が差別のない学校づくりを目指して活動していく中でできていった宣言。それ以降同校で大事に受け継がれていっている。
  健一くんのたたかい(1〜3年生) 部落問題 自分や親や石川さんの生き様をクラスや学校全体に訴えながら部落差別をなくすなかまをつくっていった健一くんの3年間のたたかい。
改訂 「教科書の無償」について 部落問題 4月最初の教科書配布。新しい教科書を手にした子どもたちに教科書配布を通して何を伝えていくのか。担任が静かに自分のことを話し始めていく。
  話したいと思うようになりました 水俣病問題 正しいことを知らなかったことで自分の家族やふるさとの水俣のことを恥ずかしいと思わされてきた作者が、学習する中で周りの間違った見方に出会い、水俣の人に水俣病のことをしっかり考えてほしいと語り始めていく姿を小学生の我が子への語りという形で描いている。
新教材 We can stand. 水俣病問題 作曲は黒坂正文さん、作詞は古内敬子さん(熊本市在住)。古内さんが英語(助動詞can)の学習を水俣学習につないでいった実践から生まれた。
新教材 『来民開拓団の学習をして今はありがとうと心から言えます。』 部落問題
くらし
部落差別の結果、275名の尊い命が奪われていった来民開拓団の歴史を地元地域の大事なものとして学びながら、一人ひとりのくらしと重ねながら語り始める子どもたちの姿から、差別がどこにあるのかを見きわめていく。
一部
改訂
母の仕事 くらし
進路公開
看護士をしている母の姿を通して、仕事に対する親の思いや女性を取りまく労働条件・待遇の現実などを学びとりながら、自分のこれからの進路を見定めていこうとしている筆者の姿。
新教材 なんさん人間でしょ!? 共生 安永愛子さんの体験や思い。周りの「障害」の見方が一面的で押しつけがましい現実。その中であるがままの姿で生きていこうとしている筆者の姿。
新教材 ひととして輝く生き方を ハンセン病問題 国や周りの人たちのハンセン病に対する誤った認識によって、いのちを奪われ、人生を奪われてきた現実を菊池恵楓園の阿部智子さんが語る。
10 新教材 奨学金をなくさないで! 進路 解放奨学金の流れを受けた成績条項のない熊本県育英資金ができるまでの経緯を解放高校生の闘いの活動や親の思いをもとにえがく。
11   本当のなかまたち 部落問題
なかま
差別をなくせと役場前で座り込みをして立ち上がった白山の人たちに、差別のいやなことは誰も同じと僻地差別と闘ってきた内大臣の人たちが連帯していく姿。
12   とうちゃん部落の夜明けばい
 ―息子とともに闘いながら―
部落問題
なかま
解放運動に出会うまでの筆者の生き様と解放運動に出会って学習会を組織していく動きや親の姿を見て育った息子が学校で宣言し立ち上がっていく姿。
13 新教材 満天星(マン ティエン シン)[カスミソウ] 共生 中国残留日本人であるおじいさんのふるさと日本に来た孫の筆者家族に襲いくる退去強制令書。それに立ち向かい裁判を起こして闘っていく筆者たち。
14   こんにちは、胎児性水俣病のしのぶです 水俣病問題 胎児性水俣病患者の坂本しのぶさんが歩んできた50年の紹介。水俣病は終わっていないと「自分」や「水俣病」を伝える活動を続けている。
15 新教材 43項目の質問状 部落問題
進路公開
英次の就職採用取り消しに対して怒りの行動を会社への質問状という形で現していく級友たち。それはそれぞれの思いや反差別というところでつながっていたなかまだからこそ起こし得た行動だった。
16 新教材 父と母の思いを胸に
 〜ある定時制高校生の思い〜
進路
くらし
筆者がいろいろな家庭環境の変化や父の死という中で、父と母の思いを胸に定時制高校に進学し、頑張リ抜いていっている姿や思いを綴った作文。
17 新教材 自分たちの歩んできた道を誇りに 部落問題
くらし
差別をなくす子どもたちを育てていこうとつくられた同和保育所ができるまでを地域の人に聞き取り、構成詩にシナリオ化したもの。
18 新教材 お父さんと同じ仕事をする いのち
労働
坂本義喜さんの講演から(自分の仕事に自信を持てるようになるまでのことやその自分の姿を見ながら仕事を受け継いできている息子たちの姿。)
19 新教材 『開拓魂』〜ほのおはけさない〜 労働
解放運動
八代の干拓地(郡築)に入植した農民たちが様々な人たちと連帯しくらしを高めていった命がけの闘いの歴史。杉谷つもや西光万吉も登場。
20 新教材 愛するあなたたちへ 部落問題 小中高とぶつかった部落差別を乗り越え、なかまをつくり、保育士となり、母となり、差別をなくしていくために我が子たちに語り継いでいる姿・生き方。
21 新教材 明日天気になあれ 部落問題 部落差別への怒りや口惜しさをバネに、肩を組みながら解放に向かって歩き続けよう、どす黒い曇り空を俺たちの拳で切り拓けと歌う人権バンド「ゆう」の曲。
資料  子どもの権利条約(熊本県版)  水平社宣言文  来民開拓団の歴史  社用紙と統一応募用紙  水俣病に関わる年表
 ハンセン病をめぐる出来事
2007年4月1日 第4版発行  編集:熊本県人権教育研究協議会